・やりたいことをやるための時間を作りたい
日々やるべきことに追われ、気づけば時間がなくなっている。
そして、自分が本当にやりたいことに時間を割けていない。
多くの方がこのような悩みを持っています。
結論から言うと、このような悩みは「やらないこと」を決めることで解決します。
人生は何をやるかよりも何をやらないかが大事なんです。
この記事ではやらないことを決めることの重要性とそのコツについて解説していきます。
やらないことを決めることで人生はより充実する
毎日やるべきことに追われ、自由な時間がなかなか作れない。
こんなお悩みをお持ちの方は「やらないこと」を決めることで今よりも自由に近づくことができます。
仕事でも人生でも、やるべきこと、やりたいことを挙げていくと無限に出てくるものです。
しかし、人生には時間という制約があります。
1日24時間という時間は全ての人間に平等であり、その時間内にやりたいこと、やるべきことを全て実行できる人はいません。
それならば、多くの物事に手を出して結果中途半端になってしまうより、本当に重要なことに集中をすべきです。
このような考え方はエッセンシャル思考とも呼ばれ、下記の本でも紹介されています。
極端な例ですが、サッカーも野球もテニスも全てを極めたいという子がいたら、どうアドバイスしますか?
時間が限られた中で全てを極めるのは無理なので、どれか一つに集中した方が良いとアドバイスをしませんか?
他の人にはポイントをアドバイスできるのに、自分に対しては多くの人が見落としてしまっているのです。
繰り返しになりますが、重要なのは「やらないこと」を決めることです。
やらないことを決めるためのコツ
人生や仕事においてやらないことを決めるためにはいくつかのコツがあります。
ここではそれらのコツについて紹介していきます。
- 自分がなりたい姿を描く
- 重要度と緊急度のマトリクスを意識する
- 「それがなければ本当に困りますか?」と自分に問いかける
自分がなりたい姿を描く
自分がなりたい姿を描き、やったところで理想に近づかない行為はやめてしまった方が良いです。
自分がなりたい像をイメージできていれば、やるべきことに対して優先度をつけることができます。
例えば、お金持ちになりたい人であれば仕事を最優先にすべきですよね?
彼らは趣味に割く時間をできるだけ抑えて、仕事に充てる時間を増やすべきでしょう。
自分がどうなりたいのか、一度腰を据えて考えてみましょう。
重要度と緊急度のマトリクスを意識する
下記のようなマトリクスを見たことがありませんか?
仕事を重要度と緊急度に応じて4つに分類したものです。
①緊急で重要なことは誰しもがやるべきことです。
ポイントは、②緊急だが重要でないことによって、③緊急じゃないが重要なことに割く時間が圧迫されていることです。
実は③こそが仕事でも人生でも大事であり、そして軽視されがちなことなんです。
これは仕事でよく使われる概念図ですが、人生にも当てはまります。
緊急だが重要でないことに時間を割き過ぎていませんか?
今一度考えてみて下さい。
「それがなければ本当に困りますか?」と自分に問いかける
あれもやりたい、これもやりたい、そうなってしまっているならば、自分に「それがなければ本当に困りますか?」と問いかけてみて下さい。
そして、自信を持って「はい」と答えられないのであればやめてしまいましょう。
現代社会はモノに溢れ過ぎています。
大事なのは捨てる勇気を持つことです。
本当に必要なのか、自分に問いかける習慣ができれば、やらなくても良いことが何なのか見えてくるはずです。
まとめ
この記事ではやらないことを決める重要性とそのコツについて紹介してきましたがいかがだったでしょうか?
やらなくても良いことが何かわかったのであれば、ぜひメモ帳やポストイットなどに書き出して、見える位置に置いておいて下さい。
日々目にすることによって、やらなくても良いことをより強く認識できるはずです。
ありがとうございました!