1日の決断には回数制限がある?決断回数を減らすメリットと方法とは

こんにちは、ハルです。

決断疲れという言葉があるくらい、何かを決断するという行為は人間に疲労を与えます。

そして人間が1日のうちに決断できる回数には限りがあるのです。

という訳で本日は決断の回数を減らすメリットと方法について記事を書いていきます。

 

この記事で紹介する方法を使えば、日々の決断の回数が減り、疲労が軽減されることで集中力が向上します。

紹介する方法はどれも簡単で今日から取り組めるものです。

ぜひ、決断の回数を減らして生産性を上げましょう。

人間は無意識のうちに膨大な数の意思決定を行っている

まず、「なぜ決断の回数を減らすべきか」ということについて解説をしていきます。

人間が1日にできる決断の回数は35,000回と言われています。

35,000回という数は途方もない数のように感じますが、人は例えば以下のような事柄を毎日考え、知らず知らずのうちに数多くの意思決定を行っています。

意思決定の例
  • ランチに何を食べるか
  • どの服を着て会社に行くか
  • 先に歯を磨くか、それとも顔を洗うか
  • 今晩風呂に入るか、明日の朝にするか
  • 今日筋トレをするか、疲れたから明日にするか
  • どのような順番で仕事をするか

迷い、決断するというプロセスは想像以上に人間を疲れさせます。

そして、1日の終わりには人間はとてつもない脳疲労を抱えています。

なぜ、意思決定の数を減らすべきなのか

いつもと違ったことをするといつも以上に疲労が貯まりますよね?

それは、いつもと違ったことをやることで、いつも以上に決断の回数が増えているせいです。

だからこそ、不必要な決断は減らすべきです。

不必要な決断は人間を疲れさせ、肝心な時に決断ができなくなってしまいます。

 

しかし、ここで勘違いしてほしくないのは、決断は悪いことではないということです。

上述のように新しいことに取り組むとどうしても決断の回数は増えます。

それを悪としてしまうと、そもそも新しいことに取り組むというチャレンジが悪となります。

 

あくまで重要なことは、不必要な決断を減らすことです。

不必要な決断を減らすことで無駄な疲労を軽減し、本来集中すべきことにより集中できるようになるわけです。

 

余談ですがこの決断回数を減らすことが重要か示したエピソードがあります。

かのスティーブ・ジョブスは黒のタートルネックしか着ないというのは有名な話ですよね?

これはもちろん、タートルネックが好きだからではありません。

毎日同じ服を着ることで「今日はどの服を着るか」という決断をする必要がなくなり、無駄な疲労を削減しているんです。

このように決断回数を減らすことの重要性は著名な経営者によっても実証されているのです。

ポイント
あくまで不必要な意思決定を減らすことが重要である

決断の回数を減らすために意識すべきこと

ではここから具体的に、いかに決断の回数を減らせるかという方法について紹介していきます。

簡単にできることなので、ぜひ今日から実践してみて下さい!

5分以内に終わることは先にやる

まずお勧めなのは5分ルールです。

5分ルールとは、5分以内に終わることは先にやるというルールのこと。

例えば、何かの作業をしているときに別のやるべきことを思い出したとします。

僕の場合は記事の作成中に、メールの返信忘れを思い出した時などですね。

思い出したことを先にやるかどうか迷うのが非常にコストとなるため、5分以内で終わる場合は先にやり、5分以上かかる場合は紙に書いて後回しにするということをルール化します。

そうすることで、その作業をいつやるか、という決断を毎回する必要がなくなり、問題をシステマチックに解決できます。

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習慣化メソッドを活用する

続いては習慣化のメソッドをうまく活用するというものです。

人間は新しいことを始めてから一定期間継続すると、それが習慣になるそうです。

新しいことを始めると最初のうちは意思の力を必要としますが、習慣となると意志の力を必要とせずに継続することが可能です。

習慣化する前は、「今日はやろうかな、どうしようかな」という迷いが生じますが、習慣化してしまえば歯磨きと同じく毎日やって当然のものであり、やるかやらないかという決断は発生しなくなります。

習慣化についてはこの記事で詳しく紹介してします。

このメソッドはノウハウを理解して活用すれば非常に効率が良いのでぜひご覧ください。

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日常生活をルーチン化する

続いては日常生活をルーチン化するという方法です。

ルーチン(ルーティン、ルーティーン)とは定型化した行動や業務を指します。

ルーチンを行う際に、人は迷いなく行動を行うことができます。

例えば犬を飼っている方が毎日犬の散歩に行くならばそれはルーチンだと言えます。

 

ルーチンのメリットは何をやるかという決断が不要なこと。

日常生活のやること、順番を固定化してルーチンとしてしまえば、決断は不要となります。

日常生活のルーチン化のメリットについてはこちらの記事にも詳しく記載しています。

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同じ服を着る

すみません。これは流石に僕はやっていないです。(笑)

ただ前述の通りスティーブ・ジョブズは黒のタートルネックしか着ないそうです。

徹底して決断回数を減らしたい方はぜひ。

ちなみに似たメソッドとして、同じものしか食べないというものがあります。

何を食べるかという決断の回数が減りますよね。

実践できそうな方はぜひやってみて下さい!

僕にも感想を教えてもらえるとめちゃくちゃ嬉しいです!(笑)

まとめ

この記事では人間の決断回数には上限があり、その決断回数を減らすとどういうメリットがあるか、決断回数を減らす具体的な方法について紹介してきました。

では最後に、この記事でお伝えした内容を振り返ってみましょう。

  • 決断回数の上限

人間は小さなことも含めて日々膨大な数の決断を行なっている。
その決断は1日あたり35000回が上限である。

  • 決断回数を減らすメリット

決断回数を減らすことでエネルギーの消耗を食い止めることができる。
スティーブ・ジョブズが黒のタートルネックしか着ないのは「どの服を着るか」という決断の回数を減らしているからである。

  • 決断方法を減らす方法

・5分以内に終わることは先にやる
・習慣化メソッドを活用する
・日常生活をルーチン化する
・同じ服を着る

では、今日から決断回数を減らしてぜひ生産性を上げていきましょう。

ありがとうございました!