こんにちは、ハルです。
タスクが溜まってるのに集中できない!
本日はこのような悩みを解決する記事を書いていきます。
このような悩みは誰しもが持つものですよね。
僕自身、浪人時代から大学を通し、現在に至るまで同じ悩みを抱いてきました。
そんな中で赤羽雄二さんという方が紹介していた「ポモドーロテクニック」が非常に良かったので、紹介をしていきます。
ポモドーロ・テクニックとは?
ポモドーロ、正式にはポモドーロ・テクニックと呼ぶそうですが、まずはその紹介をします。
ポモドーロを一言で言うと、「25分の作業時間」と「5分の休憩時間」を繰り返し行う時間管理術です。
その合計である30分を一区切りとし、4回のローテーションが終わったら長めの休憩時間を取ることが推奨されていますが、この辺りは人によって言っていることが違うため、アレンジしてしまって構いません。
ポモドーロは1990年代にイタリア人のフランチェスコ・シリロが初めて提唱したそうです。
ポモドーロとはイタリア語でトマトを意味し、シリロが使用していたトマト型タイマーがその由来だそうです。
ポモドーロ・テクニックのメリットとは?
続いてポモドーロを行う上でどういうメリットがあるのか解説します。
結論から言うと、大きなメリットは2つです。
集中力が長続きする
まず最大のメリットとして集中力が長続きします。
25分と5分というバランスが丁度いいんだと多います。
よく、人間の集中力が長続きするのは45分が限界と言いますが、ポモドーロではその約半分である25分で休憩を取ります。
疲れを感じる前に休憩を取ることで、集中力が長く継続する印象でした。
そうは言っても何度かセットを繰り返していると疲れも徐々に蓄積します。
ポモドーロではちょっと疲れたかな、くらいのタイミングで長時間の休憩が来るようになっているので、かなりバランスがいいなという感想です。
逆算思考が身に付く
ポモドーロは作業時間を25分で区切るので、タスクにかける時間をその倍数で見積もるようになります。
以下のような2つのケースを考えてみましょう。
ケース1:ポモドーロを使用しない
積み上げ型でタスクをこなしていく
ケース2:ポモドーロを使用する
あらかじめタスクに作業時間を割り当てる
制限時間が設けられたことで業務のスピードが上がる
締め切り間際に異常なまでに生産性が向上する現象を思い出してみて下さい。
ポモドーロは擬似的にあの状況を再現できる訳です。
他の時間管理方法との比較
では、世にある他の時間管理方法を紹介しながら、ポモドーロと比較してみましょう。
時間を1時間ごとに区切る
まずは時間を1時間ごとに区切ってタスクをこなしていくというオーソドックスな方法があります。
例えば1日8時間働くと考えると1時間が8コマあるので、最大8つのタスクをこなせる計算にできます。
この本によるとYoutuberのラファエルさんも日常的にこの方法でタイムマネジメントをされているそうです。
とはいえ、僕はあまりこの方法は長続きしませんでした。
そもそも上記で言及した、よく言われる人間の集中力が続く「45分」を超えてしまっていますよね。
このタイムマネジメントの良さはわかりやすいところにあると思います。
1時間で区切るのはシンプルで、分かりやすいですよね。
とはいえ、僕の集中力からするとあまり向いておらず、ポモドーロ・テクニックの方が合うと感じました。
15分、45分、90分の集中時間を活用する
続いて、15分、45分、90分という人間が集中しやすい時間を組み合わせてタイムマネジメントを行うという方法があります。
『神・時間術』によると人間が集中できる時間は15分、45分、90分という3パターンが存在するそうです。
筆者はこれを15・45・90の法則と呼んでいます。
そして、最も集中力を必要とする精緻な仕事に15分、作業の毛色が強い仕事は90分と言った具合で時間を割り当てていきます。
詳しくは本を読んでいただければと思いますが、科学的根拠もあり、理にかなったタイムマネジメント術です。
僕はもちろんこのマネジメントも試してみたのですが、毎回の作業時間が可変のため、迷いが生じてしまう点が面倒に感じました。
つまり、次は15分やって、その次は45分やって、ちょっと休憩して90分ぶっ通しでやろう、といった具合に日々、時間割を考える手間が発生してしまいます。
僕が15・45・90の法則をうまく使いこなせていないという結論にはなってしまうのですが、より思考負荷の少ないタイムマネジメント術としてはポモドーロ・テクニックに分配が上がるかなと思います。
ポモドーロ活用法
さて、ではポモドーロを実際にやる上で、その効力を倍増させるテクニックがあります。
ここではそのテクニックを2つ紹介しましょう。
時間は絶対である
まず「時間は絶対」だということを胸に刻む必要があります。
ポモドーロを開始し、25分が経過したら例えキリが悪いところでも休憩に入ります。
そして、休憩も5分が経過したタイミングで終了します。
ここで妥協を許してしまうと、どんどん言い訳をしてしまうようになります。
ポモドーロでは25分の作業と5分の休憩という時間の鉄則を必ず守るようにしましょう。
なお、4セットを終了した後で20分〜30分間の長期休憩を取りますが、その時間に関してはある程度、柔軟に考えて大丈夫です。
常に使う必要はない
ポモドーロは常に使う必要はありません。
少なくとも僕はそうしています。
ポモドーロは人間の集中力を高めてくれるメソッドだと思うんですが、もともと集中力の高い時間はポモドーロを使う必要がないと個人的には思うんですよね。
朝起きてから数時間は頭が冴えているとはよく言われていることですが、僕も同様に朝の方が集中力が高いです。
そのため、朝〜昼過ぎくらいまではポモドーロを使わずとも集中できます。
そして、最も集中力が低くなるのがランチの後〜夕方ごろにかけてなのですが、この時にポモドーロを活用することが多いです。
ポモドーロにはアプリも数多くありますが、僕はタイマーを活用しています。
タイマーのスイッチを入れると仕事に集中するようになるという条件反射を利用してまして、この辺りはパブロフの犬と同じ考え方です。
話が少し脱線しましたが、あくまでポモドーロは常にやる必要はなく、集中力が低下してきたなって時間帯だけ使えばいいと思います!
ポモドーロのアプリを紹介
では続いてポモドーロのアプリを紹介します。
まずはこちら。
Be Focusedというアプリです。
ちなみに作成者はイタリアの方のようでした。
「Be Focused – 仕事および勉強用の Timer」をMac App Storeで
25分が完了したタイミングでタイマーがなるという非常にシンプルなアプリで、PC操作と並行しながら利用できるのが魅力です。
現在は無料版と有料版(610円)があるようですが、無料版でも全く問題ないかなとは感じました。
なお、おそらくmac osでしか使用できないと思います。
続いてはこちら
「Focus To-Do: ポモドーロ技術 & タスク管理」をMac App Storeで
こちらはポモドーロの機能に加えタスク管理機能がついており、更にMac osとiOSでタスクの同期が可能です。
Appleユーザーからすると便利なアプリだと思います。
ただ、僕の場合、仕事中はなるべくプライベートのスマホを開かないようにしている(開くと見てしまうため)ので、日頃は利用していません。
実はアプリよりもアナログなタイマーがおすすめです
さて、アプリを使うのと別にもう一つオススメしたいのが本来のタイマーを使うという方法です。
これのいいところは「スタートボタンを押すこと」と「仕事を始めること」の条件付けができる点です。
これはよくif thenプランニングとも呼ばれるメソッドです。
ボタンを押したら仕事を始めるってことを事前に決めておくので、意思力の消耗を抑えつつ仕事に取り組んでいけるという仕組みです。
上記でアプリを紹介しておいてこう言うのも何なんですが、僕はアプリを使っていません。
アナログなタイマーのボタンを「押す」という感覚が重要かなと思っているためです。
タイマーはアマゾンで数百円で購入できますし、タイマーを使ったポモドーロもぜひお試しください。
ちなみにこれは僕が実際に使っているタイマーです。
まとめ:ポモドーロ・テクニックで生産性を高めよう
当記事では、集中力を高めるためのポモドーロ・テクニックについて紹介しました。
もう一度、そのやり方とコツについて振り返ってみましょう。
【ポモドーロのやり方】
・25分の作業時間と5分の休憩を繰り返し取る
・4セットに1回、20分〜30分の休憩を取る
【ポモドーロのコツ】
・時間は絶対だと意識する
・集中力が低下した時だけ取り入れる
以上です!
ぜひ、今日からポモドーロを活用してみて下さい。
ありがとうございました!
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