「すぐやる人」になるには自己連続性を鍛えれば良い。 今日からできる2つの鍛え方とは。

この記事の対象
・物事を先延ばししてしまう
・意志が弱いと感じている
・すぐやる人になりたい

こんにちは、ハルです。

やらなきゃいけないと分かっているのに先延ばししてしまう、そんな人は自己連続性を鍛えることで「すぐやる人」に変わることができます。

この記事では自己連続性とは何か、自己連続性と「すぐやること」がどのように関係するのか、また自己連続性をどのように鍛えれば良いか紹介していきます。

自己連続性とは?


先日、この本を読んでいたところ、なるほどなーと思うことが書いてありました。

 

それは自己連続性という概念です。

自己連続性とは、現在の自分と未来の自分にどれだけ繋がりを感じることができるのかということです。そして、自己連続性の強い人の方が、やるべきことを先延ばししない傾向があるそうです。

 

あなたは5年後、10年後の自分のことをどれだけ具体的に想像できますか?

未来のことなんて分からない、1ヶ月後の自分さえ想像できないという人は自己連続性が弱く、5年後、10年後はこういう人生を過ごしているだろうな、過ごしていたいなと具体的に考えられる人は自己連続性が高いと言えます。

はる
はる
ちなみに僕はあまり自己連続性が高くありませんでした。

自己連続性の高い人ほど「すぐ」にやる


自己連続性が高い人ほど、ものごとを先延ばしせずにすぐに取り組む傾向が見られます。

社会人の方であれば勉強を想像してみて下さい。

平日の仕事終わりに勉強の時間を確保して継続的に取り組むのはとても大変ですよね。

そうそう出来ることではありません。

しかし、自己連続性の高い人ほど未来を具体的に想像し、その勉強が未来の自分にどのように役立つのかをイメージできるため、主体的に勉強に取り組むことができます。

一方で自己連続性の低い人はその勉強が自身にどう役立つのか認識する力が弱く、先延ばしにしてしまう傾向があります。

「現在」と「未来」を天秤にかけた時、現在において楽をすることが勝ってしまうのです。

 

ここでのポイントは物事をすぐやる人は決して生まれ持った意志が強かったり根性が強かったりする訳ではなく、自己連続性が高いということです。

自己連続性は鍛えることができます。その鍛え方については後述します。

自己連続性の高い人は仕組みを作る


自己連続性の高い人は誘惑を避けるために根性に頼るのではなく、仕組みを作ります。

仕組みの例
・お酒をやめるため、家にお酒をおかない
・無駄な買い物を避けるため、コンビニに寄らない
・勉強を習慣つけるため、風呂から上がったらすぐにテキストを開く

例えば禁酒をしようとしている人の家にお酒があったとすると、普通に考えてまあ飲んでしまいませんか?

家にお酒を置いた上で我慢するのではなく、そもそも置かない。お酒を飲む日でもあくまで飲む分だけを買う。そうすることで誘惑を遠ざけることができます。

家の中にお酒があるのに飲酒を我慢するのは大きなエネルギーを使いますよね。

意思のエネルギーには限界があるため、無駄な消耗を減らし、仕組みで解決を計るのが自己連続性の高い人の特徴です。

 

では、ここからは自己連続性を鍛える方法について紹介していきます。

はる
はる
自己連続性を鍛えれば、「すぐやる人」になることが出来ますよ!

自己連続性の鍛え方


ここでは僕が実践している、自己連続性を鍛えるための方法を2つ紹介します。
 

  • 今晩寝る前の自分を基準に考える
  • 将来やりたいことのリストを作る
  • 今晩寝る前の自分を基準に考える

    まず一つ目は今晩寝る前の自分を基準に考えることです。

    例えばダイエット中にプリンが食べたくなったとしましょう。

    その瞬間においてはもちろんプリンを食べたいですが、今晩寝る間の自分がこの出来事を振り返ったらどう思うでしょうか?

    プリンを食べたとしたら間違いなく後悔しているのではないでしょうか?

    このように、行動を迷った際は「今晩寝る前の自分」がどのように感じるかを想像し、判断するようにします。

    これを習慣にすることで、自己連続性を鍛えることができます。

    将来やりたいことのリストを作る

    続いてお勧めするのは将来やりたいことのリストを作ることです。

    やりたいことリストを作れば、自分の未来について具体的にイメージを膨らませることになり、心理的距離が近づきます。

    というのも、あなたは自分が生きているうちにやりたいことについて具体的に考えたことがありますか?

    僕は以前まで未来について具体的に想像したことがありませんでした。

    同様に、多くの人が未来について具体的に想像したことがないのではと思います。

    しかし、せっかく一度きりの人生。自分がしたいことを列挙したリストを作ってみました。

    はる
    はる
    リストを作ったことで未来へのイメージが少し具体的になりました。

     

    やりたいことの粒度はバラバラで良いので、一度スマホアプリなどに書き出してみて下さい。

    僕の場合は、年収〇〇万円、世界1周、スカイダイビング、家の中に暖炉を作る、などなど大小問わずに書き出していくと30個ほどのやりたいことが。

    このリストをスマホの中に保存しておくと、行動に迷った時でも、未来にやりたいことをやる現時点でどうするべきかと考えて行動ができるのでオススメです。

    if-then プランニングで未来との心理的な距離を近づける


    前章で自己連続性の鍛え方について紹介しましたが、テクニックで未来との心理的な距離を近づけることも可能です。

    それはif-then プランニングと呼ばれるテクニック。

    「もし〇〇になったら(if)、その時は△△する(then)」というルールをあらかじめ決めておくことで、未来の行動をより具体的に想像できるというテクニックです。

    このルールはとてもシンプルなものでOK。

    例えば
    ・夕食を食べ終わったら数学の勉強をする。
    ・来週の日曜日になったら、河原をランニングする。

    これくらいシンプルなもので良いのです。

    「数学を勉強する」という行為だけでなく、「夕食を食べ終わったら」という条件が合わせてセットされており、未来に対するイメージをより具体的に持つことができます。

    If-then プランニングの効果は多くの研究でも実証されているので興味のある方はぜひ調べてみて下さい。

    またこのノウハウについては以下の記事でより詳しく紹介しています。

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    まとめ


    さて、この記事では自己連続性を鍛えることで「すぐやる人」になれるということを紹介してきましたが、いかがでしたか?

    最後に紹介した内容について振り返ってみましょう。
     

  • 自己連続性とは、現在の自分と未来の自分にどれだけ繋がりを感じることができるのかということ。自己連続性の強い人の方が、やるべきことを先延ばししない傾向がある
  •   

  • 自己連続性の鍛え方
  •  ・今晩寝る前の自分を基準に考える
     ・将来やりたいことのリストを作る
     

  • if-thenプランニングでも未来との心理的な距離を近づけることができる
  • この本もとても勉強になるのでぜひ読んでみて下さい!


    ありがとうございました!