こんにちは、ハルです。
意気込んで断捨離したものの逆効果だったという体験談を耳にすることがあります。
しかし、コツを理解していれば断捨離で後悔することはありません。
この記事では逆効果にならない断捨離の方法、成功する断捨離の方法やコツを紹介します。
【この記事の対象】
- 断捨離をして後悔している
- 断捨離が逆効果になると聞いて二の足を踏んでいる
- 成功する断捨離のコツを知りたい
なぜ断捨離が逆効果になるのか
世間では空前の断捨離ブーム。
断捨離に関する本も多く出版され、シンプルライフがもてされている現代社会。
しかし断捨離をして後悔している、そんな方が一定数いるみたいです。
まずはなぜ断捨離が逆効果になるのか、その原因を見ていきましょう。
Twitterやブログで断捨離を後悔している方々の体験談を見てみたところ、その原因としては以下のケースが多いみたいです。
- あまり考えずに捨てすぎた
- 捨てたものを再度買ってしまった
- 部屋が広くなって寂しい
- 断捨離して逆に物欲が生まれた
順番に見ていきましょう。
あまり考えずに捨てすぎた
まずは一番よくあるこちら。
捨てるのが気持ち良くなって本来必要なものまで捨ててしまったというパターンです。
めっちゃ分かります。
例えば料理をしようと思ったら必要な皿が足りない、選択した服を干そうと思ったらハンガーの数が足りないなど。
これ、一気に断捨離してしまったために起こりがちです。
後悔しないためには、段階的に物を捨てていくようにしましょう。
皿が10枚あったからといっていきなり9枚捨ててしまえば、来客にも対応できなくなりますよね?
まずは5枚捨てて、それでも多いと感じたら追加で2枚捨てるなど、徐々に物を捨てていくようにしましょう。
捨てたものを再度買ってしまった
捨てすぎた結果、捨てた物を再度買ってしまうことがあります。
スーツはこんなにいらない、靴もこんないいらない、そう思って一気に捨てすぎると意外と後から必要な時が来てしまうんです。
そして後から再購入すると後悔が半端ないんですよ。
なんであの時捨ててしまったんだろう、この無駄な出費はなんだ、と。
断捨離で必要なのは思い切りなのでこの辺りのバランスは難しいのですが。
慣れないうちは「これは本当にいらない?」と自分に問いかけた時、100%イエスと回答できる物だけ捨てるようにし、徐々に捨てて良いものの感覚を掴んでいくのが良いかと思います。
部屋が広くなって寂しい
断捨離をした結果、部屋の中にスペースが生まれ、生活空間が広くなったように感じます。
部屋が広く感じるのはもちろん本来良いことなのですが、断捨離をした直後の慣れないうちは、物寂しさを感じてしまうことがあるようです。
特に今まで多くのものに囲まれて暮らしていた人なら尚更のこと。
しかし、これは時間と共に解決されます。
なので今寂しさを感じている方は少し待ってみてあげてください。
時間が経っても後悔が収まらないという場合は、残念ながらもしかすると断捨離に向いていないのかもしれません。
断捨離して逆に物欲が生まれた
ダイエットをしすぎた結果、逆に食欲が増してリバウンドしたという話を耳にしますよね?
同様に、断捨離をして物を捨てすぎた結果、逆に物欲が生まれていらないものを大量に買ってしまうことがあるようです。
これは一気に断捨離をしすぎたことが原因です。
後悔しないためには、やはり「徐々に断捨離する」以外にありません。
少しづつ物の少ない暮らしに慣れていきましょう。
断捨離の過程で物の置き場所を変えてしまった
断捨離をしていると同時並行で物の整理整頓をやりたくなります。
なんでこれをここに置いてるんだっけ、あっちに置いとくか、てな具合で家の中のものが整理されていきます。
これは物が本来あるべき場所に整理されたということなのですが、人間の記憶はすぐに更新されないので、何かを探す時にもともと置いていた場所を探してしまいます。
結果、必要なものがなかなか見つからないということがあるようです。
解決策はただ一つ。
断捨離と整理整頓を同時に行わないこと。
まず断捨離を行い、その後に物の整理整頓を行います。
同時に行ったら変化が多すぎて脳がパニックになってしまいますよ!
断捨離の魅力とは?
ここまで後悔する断捨離の特徴を紹介してきました。
これを読んで「断捨離なんかしないほうが良い!」と思っていませんか?
否、断捨離は多くの幸せをもたらしてくれます。
ここでは僕が感じた断捨離の魅力を3つ紹介します!
- 部屋が広くなる
- 掃除が楽になる
- 大切なものが分かる
部屋が広くなる
まず部屋が圧倒的に広くなります。
これは物が多ければ多い人ほど当てはまります。
想像してみて下さい。
今部屋にある本棚やタンス、服、小物などを処分してスッキリした部屋を。
大きな家に引っ越すならば固定費として家賃が上がりますが、断捨離はほとんど無料で出来ますからね。
(粗大ゴミに関しては処分にお金が発生しますが微々たる金額です。)
掃除が楽になる
部屋が広くなるだけでなく、掃除が圧倒的に楽になります。
家具を捨てれば掃除が楽になり、服を捨てれば洗濯が楽になり、本を捨てれば埃が積もりにくくなります。
広くて綺麗な部屋か、物に溢れた部屋か。
選択の余地はないはずです!
大切なものが分かる
断捨離をする過程で必要なものと不必要なものを仕分けします。
結果、自分が本当に何を大切にしているのか理解することが出来ます。
CDを大量に捨ててもこのミュージシャンのCDだけは残しておきたい、それはあなたが本当にそのミュージシャンを好きだからです。
大切さに気づいたならば、もっとライブに行ったり、音楽を聞いたりすれば良いです。
断捨離は物を捨てるだけでなく、自分の内面に問いかける行為でもあるんです。
うまくいく断捨離のコツ
最後に、後悔しない断捨離のコツを紹介します。
それはこの2つに尽きます。
- 段階的にやる
- 整理整頓と同時に行わない
段階的にやる
一気に断捨離を行わないようにします。
前述の通り、10枚あるお皿のうち9枚を捨ててしまうと例えば友人が来た時に困りますよね。
まずは5枚捨てて、それでも多いと感じれば追加で2枚捨てるという具合に段階的に断捨離を行っていきます。
断捨離に着手しだすとどうしてもテンションが上がって、一気にやってしまいがちです。
そこは後悔しないためにも冷静に、段階を踏んで処分を進めていくようにしましょう。
整理整頓と同時に行わない
断捨離と同時並行で物の整理を始めてしまうと、部屋の中がガラッと変わります。
小物一つとってもいつもと違う場所にあれば探すのがストレスになってしまいます。
家の鍵をいつもと違う場所に置いて、出かける直前で5分以上探したという経験はありませんか?
あれ、耳が痛い。
あくまで断捨離は断捨離、整理整頓は整理整頓です。
同時に行わず、順番に行うが吉です。
まとめ
この記事では後悔しない断捨離のコツについて紹介してきましたがいかがでしたか?
最後に紹介した内容を振り返ってみましょう。
【捨離でよくある後悔】
・あまり考えずに捨てすぎた
・捨てたものを再度買ってしまった
・部屋が広くなって寂しい
・断捨離をして逆に物欲が生まれた
【断捨離のメリット】
・部屋が広くなる
・掃除が楽になる
・大切なものが分かる
【後悔しない断捨離の進め方】
・段階的にやる
・整理整頓と同時に行わない
以上です、ありがとうございました!