完璧主義が原因で自己嫌悪に陥りがちな人に伝えたいこと

この記事の対象
・完璧主義に悩んでいる
・完璧主義ゆえ、やりたかったことが出来ないと自己嫌悪に陥る

こんにちは、ハルです。

完璧主義な方は、自分の決めた目標を達成できなければ、自己嫌悪に陥ることがあります。

人から見れば十分に努力したと言えるのに、自分の中での理想に達することができず、自分を認めることができない。

この記事ではそんな方向けに自分との上手な付き合い方について記事を書いていきます。

少しでも心当たりのある方であれば必ずお役立ち出来る内容になっています。

完璧主義な人は自己嫌悪になってしまいがち


完璧主義な人は決めたことを100%達成できない限り、自分を責めてしまう傾向があります。

僕自身、完璧主義なところがあります。

例えばある日、A、B、C、D、Eという5つのことをやりたかったとしましょう。

しかし想像以上に時間がかかってしまったため、A、B、C、Dの4つしか達成できませんでした。

この時、あなたならどう思いますか?

多くの方は「よく頑張った」と感じるはずです。

しかし完璧主義の方はできなかった自分を責めてしまいます。

はる
はる
共感いただけますか?

まず理解すべきは、世の中に完璧主義な人は多くいるという点です。

特に日本人には完璧主義な方が多いそうです。

明確なエビデンスがあるわけでないので、あくまで「多いそう」としか表現できませんが、もしかすると日本の出る杭を打つ風潮が関係しているのかもしれません。

出る杭が打たれるということは、新しい挑戦をすることよりも失敗をしないことが重視されるということです。

ミスをしないことが賛美される環境にいれば、そのような価値観が形成されて完璧主義になってしまってもおかしくはないでしょう。

兎にも角にも、完璧主義で悩んでいる人は世の中に多くいるということをまず知って下さい。

完璧主義は決して悪いことでない


世の中の風潮として、完璧主義がまるで悪いことであるかのように言われていると僕は感じています。

インターネットの記事を見ていると「完璧主義の病」なる記事すらありましたが、完璧主義というのは単なる性格の特徴の一つに過ぎず、そんな病気は存在しません。(笑)

声を大にして言いたいのは、自分が完璧主義であると感じている方はその性格を責めたり嫌いになったりする必要はないということです。

むしろ完璧主義な人はアウトプットに対する意識、拘りも強く、うまくワークすれば仕事でも活躍できる傾向が高いです。

完璧主義で悪いことがあるとすれば、それゆえに自己嫌悪に陥りストレスを溜め込んでしまうという副次的な要素であり、むしろ物事に対して理想を高く持つということは良いことに違いありません。

自身の完璧主義な性格を責めるのではなく、考え方を変えて自己嫌悪にならないようにするだけで良いのです。

自己嫌悪に陥らず、自分を認めてあげるには?


では、どのように自己嫌悪を避ければ良いでしょうか?

そのポイントは2つです。

  • やったことに対して自分を認めてあげる
  • 外部要因を理解し、改善する

やったことに対して自分を認めてあげる

まず、計画通りに物事を達成できなかった時、やれなかった自分を責めるのでなく、やったことに対して自分を認めてあげることが大切です。

自分を否定するのではなく肯定するんですね。

以前は僕も計画通りに物事を達成できなかった時、自分に対して嫌悪感を抱いたり、イラついたりすることが多くありました。

しかし裏を返せば全ては達成できなかったにせよ、一部は達成できている訳ですよね。

これをまずは認めてあげて、肯定する。自分を褒めてあげることが大切です。

そうは言っても自分を褒めるなんてどうやるの、と思った方。

声に出して褒めてあげましょう。

「頑張った、よくやった」と声に出してあげるだけで全然違うんです。

自分の中で考えを巡らすのではなく言葉として外に出すことで、客観的にその内容を認識することができます。

僕自身、声に出して自分を褒めるようにしたことで、自己嫌悪が減りました。

とてもシンプルな方法ですが、一度騙されたと思ってやってみて下さい。

外部要因を理解し、改善する

もう一つの方法は、できなかった原因である外部要因を把握し、改善することです。

完璧主義とは裏を返せばとてもエネルギッシュであることだと僕は思います。

A、B、C、D、Eという5つのことをやりたかったのにA、B、C、Dの4つしか達成できなかった時、完璧主義でない人は特に何も思いません。

しかし完璧主義な人はそこに疑問を持つ訳です。

自分ならもっと出来たのに、と考える訳です。

だからこそ、自分を責めることにエネルギーを使うのでなく、なぜ計画通りに物事だ達成できなかったのかの分析にパワーを使います。

時間が足りなかったことが原因であればそれぞれのタスクに配分する時間を変える、知識や経験が不足していたのであれば勉強してそれを補う、そういう振り返りから次に行うべき行動が見えてきます。

繰り返しますが、完璧主義でない人はここまでやらないことが多いんです。

この分析と行動改善を繰り返してしていれば確実に他の人より成長していくことが出来ませんか?

まとめ:まずは行動から始めよう


世の中では完璧主義が悪いことであるかのように謳る風潮もありますが、ここまで記事を読んでいただいたならばそれが決して悪いことではない、むしろ自分の武器に転換できる強みであるということが伝わったのではないでしょうか。

しかし、この記事を読んだだけでは何も変わりません。

というか明日には忘れてます。

僕自身がそうだから言えることですが。(笑)

だからこそ今日から行動を変えて下さい。

カイジの班長も言ってましたよね。

では最後に紹介した内容を振り返ってみましょう。

  • 完璧主義は決して悪いことでなく、むしろ武器になる
  • 自己嫌悪にならずに完璧主義を武器に転換するには以下の2つが重要
    ・やったことに対して自分を認めてあげる
    ・外部要因を理解し、改善する

以上です、ありがとうございました!