コロナで日常的になった在宅勤務。
オフィスの必要性が疑われ、コロナ以降も在宅勤務を推奨する会社も多くあります。
一方で、最近は多拠点生活など場所にとらわれない生活、働き方にもスポットが当たっていますよね。
間違いなく今後、オフィスに出社して仕事をするのではなく、家やコワーキングスペースで仕事をする働き方が一般的になっていくでしょう。
しかし、在宅勤務ではプライベートとの境目が無くなるなど、仕事との付き合い方がオフィスとは異なってきます。
この記事では現在フルリモートで勤務している僕が、在宅勤務を効率化し、生産性を上げるために行っている工夫を紹介していきます。
合うものと合わないものがあると思うので、合うものだけ取り入れてみて下さい。
在宅勤務を効率化するための工夫
自分なりに自分がやってよかった工夫を洗い出したところ、11個も出てきました。(笑)
なのでそれらのコツを3つのカテゴリに分けてご紹介していきたいと思います。
なおカテゴリ分けは無理矢理やったのであまり参考にしないでください。
もちろん人によって合う合わないがあると思うので、どれを取り入れていただくかは自由です。
ちなみに簡単に僕の自己紹介をさせていただくと
- 職種はマーケター
- マーケターという職種上、数値分析やコンテンツ作成などの作業が多い。作業時はまとめた時間を確保してガッツリとやりたい。
- 仕事は好きだが、長時間労働は嫌い。やるべきことをさっさと終わらせて他のことをやりたい。
- 営業部門などの他部門、また代理店との打ち合わせも多い。
という感じです。これらに該当する方にはより役立つ内容となっているはずです。
では、順番にご紹介します。
無駄なエネルギーを消耗しないための工夫
まずは無駄なエネルギーを消耗しないため、在宅勤務時に僕が行っている工夫を紹介します。
在宅勤務は誘惑が多いです。そのため、いかにその誘惑を制限して、エネルギーを消耗しないようにするかが大事になってきます。
それでは見て行きましょう。
- 朝起きてから仕事を始めるまでの行動パターンを決める
- 昼食の時間を固定する
- 昼寝の時間を設ける
朝起きてから仕事を始めるまでの行動パターンを決める
オフィスに出社していた時だと朝起きてから仕事を始めるまでの行動がほとんど固定化されていましたよね。
起きたら歯を磨いて顔を洗ってスーツに着替えて・・といった具合に。
しかし、在宅勤務では朝シャワーを浴びたり浴びなかったり、朝ごはんを食べたり食べなかったり、また起床時間も含めて起きてから仕事までの行動がバラバラになりがちでした。
そうすると、生活のリズムも乱れて仕事への切り替えもいまいちうまくいっていない自分に気が付きました。
そこで、朝起きてから勤務開始までの行動パターンを一つに決めることにしました。
朝ごはんは食べない、シャワーは浴びる、そしてデスクに着いたらすぐにPCを開けて仕事をする。そうしたことで無駄なエネルギーが消費されなくなり、スムーズに仕事を開始できるようになりました。
昼食の時間を固定する
フレックスの場合は昼食を何時に食べるかも自由です.
しかし僕は昼食の時間も13時〜14時に固定しています。
もちろん打ち合わせが入ったり忙しい時期であったりするとその限りではありませんが、昼食の時間を固定することで仕事のリズムが一定になります。
今日は何時に昼食を食べようかといちいち考えるのは面倒で、無駄なエネルギーを消費するので、昼食の時間を固定するのはお勧めです。
昼寝の時間を設ける
僕は昼食と合わせて昼寝の時間を設けています。
基本的に1時間の昼休みのうち、30分で昼寝し、30分で昼食をとるようにしています。
Googleなどの世界的IT企業でも昼寝の時間を取り入れているようで、恐縮ながら僕も真似させてもらってます。(笑)
昼寝のメリットは集中力が一気に回復すること。
まるで午前の業務開始時のような集中力を取り戻せます。
これについてはこちらの記事でも詳しく解説しています。
なお、昼食を食べてから昼寝をすると消化に良くないので、順番に気をつけて下さい。
集中力を高めるための工夫
続いては在宅勤務時の集中力を高める工夫をご紹介します。
皆で仕事をするオフィスと違って個人の空間で仕事をするとなかなか集中力を高く保つのが難しいですよね。(汗)
そのような環境下でも継続的に仕事に集中するためのコツを紹介して行きます。
- デスクの上をきれいにする
- 部屋を断捨離する
- 机では仕事以外のことをやらないようにする
- スマホに制限をかける
デスクの上をきれいにする
僕もやってしまいがちなんですが、デスクの上に本や書類を置いているとどうしてもそれに目がいってしまいます。
デスクの上は可能な限りきれいにしましょう。
昔から、仕事のできる人はデスクも綺麗といいますからね!
部屋を断捨離する
同様に、集中を妨げるものをなくすため、部屋の中のものを減らすことにしました。
以前はマンガが大量にあったのですが、仕事中にマンガが目に付けば仕事をほっぽりだして読んでしまいます。(笑)
なので本当に必要なマンガだけを実家に送り、いらないものは全て捨ててしまいました。
更には本棚やカラーボックスなどいらない家具を全て捨て、残ったものもクローゼットの中に押し込んで仕事中に目に入らないようにしました。
断捨離は部屋も広くなりますし一石二鳥でおすすめです。
デスクでは仕事以外のことをやらないようにする
これは意識付けの問題です。
なぜオフィスでは仕事に集中できるのか。それはオフィスが仕事をするための場所だと私たちの脳が認識しているからです。
食事をしたり、PCで映画を見たりする場合はデスクでなく、他の場所を使用するようにします。
もちろん、一人暮らしの方などデスク以外に食事を食べる場所がない場合は仕方ありません。
しかし、この意識付けを日頃から行うことで、デスクに座った途端に仕事をするモードに自動的に切り替わるようになります。
いちいち「さあ、仕事をするぞ」とか気合を入れるのって疲れませんか?
これこそ意識付け、習慣の成せる技だと僕は思います。
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スマホに制限をかける
オフィスにいると周りの目があるため、プライベートのスマホを使用することは基本的にないでしょう。
しかし、在宅勤務時はスマホを触り放題になります。
これは必ずしもこちら側だけの問題というわけではなく、在宅勤務中の友人からも普通にラインが飛んできたりするんですよね。
意思の力でスマホを触らないというのは難しく、スマホの設定によって触りたくても触れないようにしてしまいましょう。
iPhoneの場合はスクリーンタイムという機能を用い、設定した時間内において、電話など緊急性の高い機能以外を使用できないようにすることができます。
仕事とプライベートのオンオフを区別するための工夫
最後は在宅勤務時において、仕事とプライベートをきっちりと区別するための工夫を紹介していきます。
在宅勤務においては仕事と仕事外の境目が曖昧になってしまう人が多くいます。
そうなると、四六時中仕事のことを考えてしまったり、プライベートにも影響が出てくるので、うまい具合に線引きをする必要があります。
- 仕事の時間を決める
- 服を着替える
- 勤務開始前に外出する
仕事の時間を決める
まずは仕事をいつからいつまでやるか明確に決めて、仕事の時間以外は働かないという意識を持ちましょう。
オンオフを明確にしなければ、仕事も中途半端になるだけでなく、プライベートも十分に満喫することができません。
朝何時〜夜何時までは仕事、それ以外はプライベートと在宅勤務時間の区切りを明確に設けるようにすることが大事です。
服を着替える
オフィスに出社する場合は朝起きてからスーツに服を着替える方が殆どですよね。
しかし在宅勤務では服を着替えることがなく、中には寝巻きやスウェットのまま仕事をしている人もいます。
というか僕もその中の一人です。(笑)
スーツに着替えると、「服を着替える」という動作によって脳が仕事モードに切り替わります。
しかし服を着替えずに仕事に取り組むとそのスイッチが入りません。
例え出社せず在宅勤務だとしても、スーツに着替えて仕事をするのはおすすめです。
必ずしもスーツでなくオフィスカジュアルなどの服装でももちろん大丈夫ですし。
いずれにせよスウェットや寝巻きは避けましょう。w
勤務開始前に外出する
オフィス勤務の場合は出社することにより仕事モードに入ります。
在宅勤務だとその習慣がないため、なかなか仕事モードに切り替えることができません。
そのため、在宅勤務時でも勤務開始前に一度外出をするようにします。
例えば、出社する際と同じ時間に起き、近所のカフェで30分だけコーヒーを飲むようにします。
飲んだら自宅に帰って仕事を始めるだけですが、その外出によってスムーズに仕事に入れたりします。
一度試してみて下さい。
まとめ
以上が在宅勤務時の生産性を爆増させるためのコツです。
一つ一つは大したものではありませんが、自分に合うものを複数組み合わせることによって想像よりも大きな効果を発揮したりします。
在宅勤務って思っている以上にだれますし、セルフモチベートが大変ですよね。
でもうまく付き合うことができれば不必要な通勤による疲労もなく、高い成果を上げることが可能です。
ぜひ、いろんな工夫を試して在宅勤務と上手い付き合い方を見つけて下さい。
ありがとうございました!