・仕事にやりがいを感じていない
・単純作業に苦痛を感じている
こんにちは、ハルです。
今の仕事が面白くないと感じている方へ。
この記事では仕事に「ゲーム要素」を取り入れることでまるでゲームをやっているかのように仕事を楽しめるようになるテクニックを紹介します。
紹介する方法はどれも簡単に実践できるものばかりで、僕自身も取り入れているものです。
この記事を読んで仕事をゲームのように楽しめるようになりましょう。
そうすれば成長速度も上がり、一石二鳥です。
「ゲーム感覚」が注目されている
ゲーミフィケーションという言葉をご存知ですか?
Wikipediaではゲームフィケーションについて次のように書いています。
ゲーミフィケーションは、ゲームデザイン要素やゲームの原則をゲーム以外の物事に応用することを言う。 ゲーミフィケーションは一般に、ゲームデザイン要素を用いてユーザーエンゲージメントや組織の生産性、フロー、学習、クラウドソーシング、従業員の採用および評価、使いやすさなどを向上させるのに用いられる。
ざっくり言うとゲームの要素をゲーム以外のところへ持ち込むことがゲームフィケーションです。
ゲーミフィケーションはマーケティングに活用されることが多く、最も分かりやすい例はポイントカードでしょう。
一定のポイントを貯めることで割引やプレゼントで還元されるという仕組みは、ドラゴンクエストのようなロールプレイングゲームで経験値を貯める感覚に近く、消費者にとってはその店に通う動機になります。
以前紹介したnoshでも購入回数に応じてユーザーのランクが設定されており、それに応じた割引率が適応されます。
こんにちは、ハルです。 本日はnosh(ナッシュ)という宅食サービスについて紹介をしていきます。 [word_balloon id="3" size="M" position="L" radius="true" name="ハ[…]
ランクが上がる感覚はまるでゲームのレベルアップ。
割引率で還元されるため、レベルアップの甲斐も感じることができます。
そして、今回紹介するテクニックは、このゲーミフィケーションを仕事にも取り入れようというものです。
なぜ仕事をつまらなく感じるのか
仕事にゲーム感覚を取り入れることで働くことが今より楽しくなります。
しかし、本題に入る前にそもそもなぜ仕事を楽しくないと感じるのか考えてみましょう。
理由を挙げていけばキリがないですが、ここでは多くの人が抱える問題を2つ紹介します。
- 仕事を通じてなりたい像がない
- 自身の成長を感じない
仕事を通じてなりたい像がない
一つ目の理由は、仕事が「生活のために我慢してやること」でしかなく、仕事を通じて自分がどのようになりたいかという理想像がないということです。
考えてみて下さい。目的のないゲームほど面白くないものはありません。
RPGで敵を倒してレベルアップしていくのは物語の最後に倒すべき敵がいるからですよね。
せっかく苦労してレベルアップしたのに倒すべき敵がいないとしたら、誰がそんなゲームをやりますか?
誰もやりませんよね。
仕事を通じてなりたい像がない人は、倒すべき敵がいないゲームをやっているかのようなものです。
つまり、仕事を通じてどのようになりたいかというビジョンを持つことはとても重要です。
自身の成長を感じない
二つ目の理由は、仕事を通じて自身の成長を感じないということ。
RPGで、倒すべき敵がいるのに道中のモンスターをどれだけ倒してもレベルが上がらないとしたら、これも同様に誰もやらないゲームです。(笑)
ゲームは倒すべき敵がいて、かつそこに至るまで成長していく道筋があるから楽しいのではないですか?
レベルが上がって攻撃力や体力が向上するのは快感ですよね。
つまり、「成長の実感」はモチベーションに大きな影響を与えます。
仕事においてこの「成長の実感」が弱ければ、当然面白みも減ってしまいます。
例えば朝から晩までひたすら単純作業しかできないとしたら?そりゃあレベルアップはできませんよね?
それってまるで一番最初の町でひたすらスライムを倒しているようなものじゃないですか?
つまり、仕事では自身が成長し、それを実感できることが非常に重要です。
仕事をゲーム感覚にするためには?
前章で紹介した、仕事を楽しくないと感じる要因は、目的がないこと、成長を感じないことの2点でした。
これではラスボス不在でレベルアップもしないクソゲーをやっているようなものです。(笑)
しかし、これは逆に言えばラスボスがいて、そこに至るまで適切にレベルアップしていけるならば面白いゲームになるということです。
つまり、仕事をゲーム感覚にするために重要なことは以下の2点です。
- ラスボスがいること:仕事を通じてなりたい像があること
- レベルアップすること:自身のレベルに適切な仕事をすること
まずはラスボスがいる、つまり仕事を通じて自身がどうなりたいかという目標を描けていることが重要です。
僕の場合は「自分の名前で勝負でき、売上責任を負ってビジネスを成長させられるマーケター」になりたいと考えています。
しかしこの目標を決めたのはここ最近ですし、変わる可能性は大いにあります。
大事なのは漠然とでも自分がこうなりたいという像があること。
年収1,000万円、フリーランスとして独立、〇〇県の物件に一番詳しい不動産屋、イタリア料理店を3店舗経営、粒度はなんでもOKです。
目標は変わる前提で、完璧である必要はないので、一度考えてみて下さい。
そして、目標が決まりその達成に向かって日々レベルアップできている実感があれば、これは途端に素敵なゲームへと変わります。
ゲーム感覚で仕事をするためのコツ
そうは言っても前章で紹介したのは壮大な内容です。
テクニックというよりかはベースとなる考え方に近く、今日からすぐに活用していこうとはなりにくいでしょう。
そこで、本章では日常的に使える、「ゲーム感覚で仕事をするためのコツ」を紹介します。
- 短期的な目標を決める
- 1日のタスクを書き出す
- 制限時間を設定する
- 数字を意識する
- 将来なりたい像と今やっている仕事の関連性を意識する
短期的な目標を決める
仕事を通じて将来的にどうなりたいかという大きな話ではなく、今月や今年という短期的な目標を決めます。
そうすることで、目標に向かって近づいている実感がより具体的に得られます。
RPGでもいきなりラスボスを目指すのではなく、道中でいくつもボスに出会いますよね。
月次、年次レベルの短期的な目標設定がモチベーションをより具体化します。
1日のタスクを書き出す
毎日、朝一でその日やるべきタスクを全て紙に書き出すようにします。
タスクをクリアしたら横線でそれを消します。
こうすると敵を倒したかのような感覚で脳の報酬系が刺激され、よりゲーム感覚を味わえるようになります。
制限時間を設定する
書き出した一つ一つのタスクに制限時間を設定し、制限時間内でのクリアを目指して下さい。
ゲームでもタイムアタックがありますが、制限時間が設定されたものに対してはよりゲームのように取り組むことができます。
かつ、厳しめの時間設定をすることで、自身のスキルも向上します。
タスクの書き出しと制限時間の設定は僕も毎日やっていることで、非常に効果的なのでおすすめです。
数字を意識する
売り上げ、Webサイトのページビュー数、見積もり作成数など仕事の中で数字として現れるものがあれば強く意識して下さい。
RPGではレベルが上がれば攻撃力が5アップするなど成長を数的に捉えることができます。
しかし、仕事における成長というのはなかなか数値化が難しいものです。
数値の良いところとは客観性が高いこと。
なんとなく攻撃力が上がったなんてものではなく明確に攻撃力が5上がったと認識することができます。
仕事の中で数字として現れるものがあればそれを意識し、数字が向上していればそれを自身の成長として意識することが重要です。
将来なりたい像と今やっている仕事の関連性を意識する
自分の目標に対して今やっている仕事がどのように貢献するのかを意識します。
これにより、レベルアップの感覚を得ることができるので、モチベーションが上がります。
単純な資料作成のような仕事だとしても、単なる作業として捉えるか資料作成力を向上させるためのゲームとして捉えるかで話は全く変わってきます。
意味のない作業ほど面白くないものはありませんが、それが目標に近づくために必要なことであれば仕事を楽しむことができます。
一見、直接的には自身の目標達成や成長に寄与しないものでも、意味づけをすることでゲーム感覚を味わいながら取り組むことが可能に。
もちろん、全く目標と関係のない仕事も社会人であれば発生します。
しかし、改めて考えると意外と意味のある作業が多いもの。
ただの作業と割り切ることなく、その仕事が自分にどう役立つのか考えることを習慣にしてみて下さい。
まとめ
ゲーム感覚が仕事を楽しくするという内容について記事を書いてきましたがいかがでしたか?
最後に紹介した内容を振り返ってみましょう。
- なぜ仕事をつまらなく感じるのか
・仕事を通じてなりたい像がない
・自身の成長を感じない
- ゲーム感覚で仕事をするためのコツ
・短期的な目標を決める
・1日のタスクを書き出す
・制限時間を設定する
・数字を意識する
・将来なりたい像と今やっている仕事の関連性を意識する
また、「ゲーム感覚」についてこの本にとても面白いことが書いています。
ぜひ読んでみて下さい。
ありがとうございました!